冷戦史BGM 第1回 鉄のカーテン

第1章 ブラームス 交響曲第3番ヘ長調

交響曲第3番ヘ長調/ヨハネス・ブラームス
Symphony No.3 in F major/Johannes Brahms

第二次大戦末期のドイツ敗戦、戦後処理を取り上げているので、ドイツの作曲家のブラームスの曲にしました。悲しい雰囲気もマッチしているかなと思いまして。正直、なかなか合う曲が思いうか思い浮かばなかったので、少し無理やり感があるかもしれませんが。

 

第2章 Confirmation

Comfirmation/Charlie Parker

今まで紹介してきた曲は、日本名・英語名ともよく使われるものが多かったので併記してきましたが、ジャズに関しては英語だけで書くのが一般的かと思うので書き方を変えました。

戦前のアメリカにおいて、ジャズはダンスのBGMのような役割で用いられることが多く、数十人のビックバンド形式で演奏するのが一般的でした。また、人気があるバンドは白人主体のものに偏っていました。

しかし、第二次世界大戦がきっかけで状況が一変します。白人のジャズメンの多くが徴兵され、また白人主体の人気バンドは戦地の慰問のため国外に出ていくことも多かったのです。

アメリカ国内に残った黒人のジャズメンは、バーやレストランなどで演奏を行っていましたが、営業終了後(アフターアワーという)に夜な夜な集まり、個人技を競い合うようになります。そして戦後のジャズの形を大きく変えることになったのです。基本的に3~5人程度の少人数の編成で、それぞれがソロパートでアドリブ力や演奏技術を披露し合うような形式が主になっていきました。いわゆる「ビバップ」の時代の始まりです。そしてその時代に中心的な役割を担ったのは黒人のミュージシャンたちだったのです。

と、いうことで第二次大戦の終結直後にふさわしい、ビバップの曲を選曲しました。雰囲気も明るくて、戦争が終わって人々が喜んでいる感じとマッチしていると思います。

 

第3章 A Night in Tunisia

A Night in Tunisia/Dizzy Gillespie

またビバップからの選曲です。時代的にも雰囲気的にもいい感じかなと思います。

ところでDizzy Gillespieの頬っぺたを見て、つついてみたい衝動に駆られるのは、私だけでしょうか。

余談ですが彼のトランペットが折れ曲がっているのにも、理由があります。喧嘩をしていた客がトランペットの上に尻餅をついてベルが折れ曲がってしまい、試しに吹いてみたところ音が自分に聞こえやすくなっていたので、ベルの折れ曲がったトランペットを作らせ愛用していたようです。

 

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投稿日:2018年4月7日 更新日:

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